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合宿中は結構暇?合宿免許の自由時間
約2週間というあいだに、短期集中で免許取得を目指す合宿免許。「そのスケジュールには、毎日ぎ…
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COLUMN
「合宿免許のスケジュールはどんな感じ?」「自由時間はあるの?」と気になる人も多いでしょう。
今回の記事では、合宿免許の流れと、自由時間の過ごし方について解説していきます。
まずは、合宿免許に参加した際の、基本的なスケジュールについてご紹介していきます。
合宿免許のスケジュールの中には、基本的に休日は存在していません。
土日、祝日は関係なしに、毎日必ず教習を受けることになるのです。
その理由ですが、合宿免許とは、約2週間ほどの短期間で免許を取得することができるカリキュラム。
この「2週間」という期間は、「免許を取得するために最低限必要な期間」であるため、休日を設けるほどの余裕がない、という点が挙げられます。
中には、少しだけ休日を設けている教習所もあるものの、休日が設定されている分、卒業までの期間は延びてしまうのです。
自分の予定や状況などを加味して、教習所を選択してください。
とはいえ、合宿免許期間中に、まったく自由時間が無いというわけではありません。毎日のスケジュールが、ぎっちり教習で埋まっているという事はなく、教習と教習の合間には、しっかり休憩時間が用意されています。
その間は、参加者が各々自由に過ごすことができるのです。
また、合宿免許を取り扱っている教習所は、全国各地に点在しており、教習所の近隣には、たくさんの観光スポットが点在している場合もあります。
自由時間を利用し、気になる観光スポットを巡ることができるでしょう。
さらに、合宿免許には、様々な地方から、たくさんの参加者が集まります。教習所によって
は、参加者同士の親睦を深めるために、自由時間を利用し、交流会や歓迎会、観光ツアーなどのイベントを企画してくれているところもあるのです。
新たな出会いを求めている人は、そういったイベントを企画してくれている教習所を利用し、合宿免許に参加してみてはいかがでしょうか。
また、教習の時間割は、日によって異なる教習所が多いです。
午前中に集中して教習を受けたのち、午後のスケジュールは、まるまる全てが空き時間となるケースもあれば、教習と自由時間が交互に続いていくケースもあります。
空いた時間は、教習の予習、復習をするのも良し。近隣の観光スポットに友人と一緒に出かけるのも良し。うまく有効活用してください。
以下、合宿免許における具体的なスケジュールと、卒業までの大まかな流れを解説していきます。
〇一日の時間割例
・6時45分 起床
・7時40分~8時40分 朝食
・8時40分~9時40分 予習、自由時間
・9時40分~12時40分 学科教習
・12時40分~13時40分 昼食
・13時40分~15時40分 技能教習
・15時40分~16時40分 休憩
・16時40分~17時40分 技能教習
・17時40分~19時40分 自由時間
・19時40分~ 夕食、自由時間
・22時 就寝
〇卒業までの流れ
①入校説明・入校手続き、適性検査、先行学科(1時限)
②第一段階・・・学科教習9時限+教習所内技能教習12時限(AT)~15時限(MT)
③仮免許学科試験+技能修了検定
④第二段階・・・学科教習16時限+路上技能教習19時限
⑤技能卒業検定
合宿免許参加中のスケジュールには、基本的に休日は存在しませんが、上述のように、相応の空き時間が用意されています。毎日ひたすらに教習を受け続けなくてはならないわけではないのです。
また、空き時間は第一段階において多くなります。
なぜなら、1日に受ける事のできる技能教習の時限数は、第一段階は2時限まで、第二段階は3時限まで、と法律によって制限されているからです。
ちなみに、学科教習には、技能教習のような制限は無いものの、基本的に他の参加者と合同で受けることになり、1日に3時限~4時限ほどです。
以下、合宿免許期間中の自由時間の主な過ごし方を、教習所内、教習所外に分けて、紹介していきます。
【教習所内】
・学科の勉強、仮免許や卒業試験の対策
学科試験の問題は、日本語の微妙なニュアンスの違いを駆使した、いわゆる「ひっかけ問題」が出題される傾向があります。
そのため、教習だけ真面目に受けていても、スムーズに合格することができるとは限りません。過去問題集などを解き、出題傾向を把握して、試験対策を施す必要があるのです。
・スマホやインターネット
インターネットで近隣の観光スポットや、ご当地グルメの情報を集めたり、スマホでYouTubeなどの動画サイトで、お気に入りの動画を視聴したりすればあっという間に時間は過ぎてしまうでしょう。
あまりに熱中しすぎて、教習の予習、復習が疎かにならないよう、注意が必要です。
・本や雑誌
宿泊施設などに、漫画や雑誌などの蔵書コーナーを設置してくれているところもあります。前々から気になっていた本を読んで楽しんだり、他の参加者と好きな本の話題で盛り上がる事で、親睦を深めることができるでしょう。
・テレビ
相部屋の場合は、観たい番組があるからと言って、自分の好きなようにチャンネルを変えてしまうと、ルームメイトから反感を買ってしまう可能性があります。注意が必要です。
・温泉
合宿免許を取り扱っている教習所の中には、近隣に温泉地があるところも多く存在しています。教習によって疲れた心と体を、リフレッシュさせる事ができるでしょう。
また、合宿先で出会った、新たな友人と共に温泉に浸かることで、親睦を深める良いきっかけになるかもしれません。
・料理
合宿免許における宿泊プランには、自室で調理をし、自分で食べる「自炊プラン」を選ぶことができるところもあります。
宿泊施設の近隣のスーパーなどには、合宿地周辺でしか食べることのできない食材が売っているかもしれません。そういった食材を、自分の好きなように調理して、美味しく食べることで、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
また、食事付きプランよりも安価に済むのも、自炊プランの特徴です。
・ジムなど教習所内の運動施設
教習所内に、フィットネスジムや、卓球台、テニスコートなどが設置されている場合もあります。
教習ばかりでは体がなまってしまいます。リフレッシュも兼ねて適度に運動しましょう。
・他の参加者との交流
合宿免許には、様々な地域からたくさんの参加者が集まってきます。
自分とは違った地域で過ごしてきた人の話は、刺激的でおもしろいはずです。
他の参加者と自由時間が被った際は、上述の卓球などのアクティビティを一緒に楽しむことで、親睦を深めることができるでしょう。
ちなみに、合宿免許参加がきっかけで出会った友人と、卒業後も関係が続いている人は多く、中にはカップルになり、最終的に結婚することなった人もいます。
合宿免許は、貴重な出会いの宝庫です。積極的に行動しましょう。
【教習所外】
・観光やショッピング
教習所の近隣に観光スポットがある場合は、仲の良い友人、もしくは合宿中に出会った新たな友人と出かけてみてはいかがでしょうか。
良い思い出ができるはずです。
また、ご当地でしか買う事のできないお土産や、アウトレットモールなどで格安にショッピングを楽しむこともできるでしょう。
・レジャーやスポーツ
海辺の教習所であれば、海水浴やマリンスポーツを楽しむことができます。
夜には皆で花火などもできるでしょう。
山が近い教習所であれば、登山や、スノーボードなどのウインタースポーツを楽しむことができます。
他の参加者と、これらの楽しい時間を共有することで、急激に距離を縮めることができるでしょう。
合宿免許参加中には、プランにもよりますが、教習所が用意した宿泊施設で寝泊まりすることになります。
その場合、たいていは門限があり、参加者はいつでも自由に外出できるわけではないのです。門限の時間は、教習所によって差はあるものの、22時頃に設定されているところが多く、夜遅くまで居酒屋などで盛り上がってしまうと、門限を破ってしまう可能性があります。
教習所の近隣には、リーズナブルなおいしいご当地グルメを楽しむことができるお店がたくさんある場合もあり、魅力的かもしれませんが、我慢も必要です。
合宿免許では、朝早い時間帯から教習がスタートする場合も多いため、あまり夜更かしたり、お酒に酔い過ぎてしまうと、翌日の教習に支障が出てしまうかもしれません。
特に、技能教習に関しては、お酒が残っていると車に乗ることができず、酔いが冷めるまで教習の進捗がストップしてしまいます。そのため、教習所の中には、合宿免許期間中の飲酒を禁止しているところもあるのです。
このように、万全の状態で教習に臨むことができないと、技能教習でつまずいてしまい、補講を受けることになったり、仮免許学科試験に不合格になってしまったりして、卒業日が延びて延泊することになる危険性もあります。
そうなると、追加でお金と時間がかかってしまい、もったいないです。
当初の目的である免許取得を最優先し、節度ある行動を心がけましょう。
とはいえ、不慮の事態など、急遽門限が過ぎてから出かけなければならない場合もあるかもしれません。
その際は、「外泊届」を提出し、許可が下りれば外出可能となるケースもあります。
その判断基準は、教習所によって異なっており、具体的な事例を提示することはできません。
とにもかくにも、許可を得ずに門限を破って外出してしまうと、罰則を受けたり、最悪の場合、退校処分になってしまう可能性もあります。十分に注意してください。
合宿免許参加中の一時帰宅は、基本的には認められていません。しかし、ケースによっては教習所に許可される場合もあります。
以下、具体的な事例を示し、解説していきます。
・帰宅希望日が申込前からわかっていて、事前に教習所に申請してある場合
卒業式や、入学式、結婚式など、どうしても出席しなくてはならないイベントがあり、事前に教習所に申請し許可が下りた場合は、一時帰宅することができます。しかし、帰宅した際の教習所との往復の交通費は、自己負担となるので注意が必要です。
・年末年始の期間など、教習所や宿泊施設が休業する場合
この場合は教習所の都合で「帰宅しなくてはならない」ケースなので、交通費は教習所から支給されることになります。
合宿免許で参加する教習所によっては、教習所自体は休業していても、宿泊施設は稼働しているところも。その場合は、宿泊施設に留まることができるようになっています。
しかし、食事は提供されないケースもあるので、注意が必要です。
・体調不良や隔離療養などで帰宅が必要な場合
重篤な病気や、大けが、新型コロナウイルスに感染してしまった場合などは、一時帰宅や隔離療養の措置を取らなくてはならないでしょう。
一時帰宅をしてしまうと、その分卒業までの期間が延びてしまいます。
どうしても外せない予定がある場合に、すでに申請済みであったり、急用のための一時帰宅であるならば仕方ないですが、体調不良によるスケジュールの遅延は、できるだけ避けるべきでしょう。
追加で費用がかかってしまう場合もあるため、時間だけでなく、お金ももったいないからです。
合宿免許での生活は、不慣れな土地、不慣れな宿泊施設、不慣れな人間関係などの、ストレスが堪りやすい環境で過ごすことになります。そのストレスが原因で体調を崩してしまう危険性もあるのです。
自由時間に自分の好きなことをしたり、友人らと観光に出かけたり、温泉などでリラックスしたりして、ストレスをためないよう、体調管理を徹底しましょう。
短期集中で免許を取得するためのカリキュラムである、合宿免許。
参加者を期間内に卒業させるため、基本的に休日はありませんが、教習の合間の自由時間はたくさん用意されています。
自由時間も自分らしく、仲間と共に楽しく過ごして、合宿生活を充実させましょう。
門限などの、教習所のルールを守って過ごして下さい。また、体調不良などで教習スケジュールに影響が出てしまうと、予定通りに卒業できない恐れもあります。
自由時間をうまく使い、時にはリラックスタイムも設けて、体調管理に注意して過ごしましょう。
平日 9:30~19:00 土日祝 10:00~18:00
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